2.6.21…素晴らしきLinuxカーネル。
VLCにおける検証でkernel BUGが現れることはなかった。
94MB相当の映像データの伝送を行い、ローカルに保存する設定で93MB相当が保存できた。インターフェースで輻輳を起こし、フレームが捨てられることもなかった。DCCPではRTTでWINDOWを絞っているから、ということだろうか。
査読で「DCCPという仕事を知らないのか」と言われた理由が今なら分かる。これでカスタマイズが効けばかなり使えるような気がする。お次はDCCPのRetry関係の仕事を調べてみようか。
カーネルを変更するたびにカーネルモジュール、研究のためのパッチを適用してのカーネルコンパイル、そして全ての実験のやり直しが必要なのは苦痛だが、それ以上に新しいものを触り、検証し、応用する楽しさがある。