空港動線に注力する公衆無線LAN−「ワイヤ・アンド・ワイヤレス」が独自戦略 – みんなの空港新聞
同社が提供を準備する公衆無線LANサービスは都市部全域のWi-Fi化ではなく、「人々の動きに沿って環境を整え、主要な動線をブロードバンドワイヤレスの環境に高度化・高付加価値化する」(同社)もの。具体的なサービス展開の拠点のひとつとして空港に着目。空港施設〜高速バスなどの公共交通機関〜オフィス街・商業集積地を利用者の動線ととらえ、旅客ターミナル・バス車内・目的地施設内のどこにいてもすぐにブロードバンドのインターネットを利用できるようにする。
同社によると、空港は国内ビジネスマンだけでなく海外からの来訪者も多く利用することから同サービスは、外国人が日本に到着した直後からインターネット接続がまったくない環境に置かれる「デジタルデバイド」の問題も解決できるという。
日本人向けは終わってると思うが、外国人向けという考え方は面白い。
今回WiFi(無線LAN)によるバス社内でのインターネット接続が可能になったことにより、現在位置と連動し、画像および音声でより充実した観光情報を提供することが可能になります。また、日本語、英語だけでなく、中国語、韓国語にも対応することで、より多くの外国人がWiFi端末でスカイバスツアーを楽しむことができます。
最近、ソニーが利用して人気な無線LANを用いた位置検出機能と、バイリンガルな観光情報を提供することで、外国人旅行者に対してもアピール。
日本人だけでなく外国人に対して特有なコンテンツを提供すること、そして無線LANは世界共通である点を上手く利用していることも評価できる。