L3アドホックネットワークのアドレス割り当て問題

半年頃前、アドホックネットワークにおいてアドレスの割り当てはどう行うのか、という疑問があり考えていた。

答えとしては、IPv6リンクローカルアドレスを使えば解決する、という結論に達した。

その答えを実証する記事があったので、紹介。

「Vistaは“IPv6に対応する”が決めごと」マイクロソフト及川氏

 また、IPv6の利点として、ルータやDHCPがないケースにおけるアドホックネットワークの構築を挙げた。IPv4環境でルータやDHCPがない場合、Auto IDによる自動構成に63秒かかる一方、IPv6ではリンクローカルアドレスによって即座に自動構成するという。マイクロソフトではこのIPv6環境でのアドホックネットワークに注目し、アドホックネットワーク内でアプリケーションを共有する「People Near Me」機能も実装した。

及川氏は古川氏のブログでも触れられている通り、VistaへのIPv6等の対応のため尽力されたようで。

「People Near Me」という言葉すら知らなかった。Vistaは色々と面白そうじゃないデスカ。

あと、この及川氏、Vista出荷前にすでにマイクロソフトを辞めていて、現在はグーグルに居るらしい。YouTube – Google Developer Day Tokyo – 及川 卓也 -グーグル最新情報-にて彼がGoogle Gearsを紹介している、ということに繋がる。

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