フォントの経済効果

Microsoft Windows Vistaって何がいいの?という質問をされることが多いですが、その1つとして挙げられるのはメイリオを導入したことではないでしょうか。

WindowsXPでmeiryo(メイリオ)フォントを利用する:ダウンロード -[Di]で公開されています。

aki’s STOCKTAKING: メイリオ Meiryo……..明瞭にて、メイリオのデザイナーである河野英一氏の功績として、BTの電話帳のフォントを作成したことを挙げ、

それまでの英国の電話帳には、アメリカ生れの伝統的な書体「Bell Gothic」が使われていたそうだが、この新フォントの採用によって、電話帳自体を10%圧縮・減量、1989年の改訂時点で年間2億5000万円の節約を電話会社にもたらしたという。文字のデザインはカッコだけではなく、そんな大きな社会を動かす力でもあるのだ。すばらしい。

と紹介されています。Windowsという基本ソフト上においての経済効果はどれほどのものとなるのでしょうか。気になります。

ちなみにメイリオはVistaのClearTypeを使わないと9ptあたりが綺麗に表示されないようです。XPでもClearTypeフォントの表示方法を調整する − @ITの記事にあるようなClearType Tuner Step 1: Turn on Windows XP ClearTypeをインストールすれば改善はされるようです。

Vistaが一般化するにつれ、フォントの経済効果がどのように反映されるのか興味深いです。

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無線LANをこよなく愛する虚言者。
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