ゼミ中 〜ネットワーク層

リンク層とネットワーク層の形式を上手く説明するためにどうすればよいか考えて、Wireshark(Ethereal)のプロトコル解析結果とネットワークバイト列のスクリーンキャプチャの印刷したものを配布してゼミを行った。

結果として、ネットワーク層の宛て先アドレスは変更されず、リンク層の宛先アドレスはよく変わるという点がそのプリントを用いたことで分かりやすかったと思う。Webサーバにアクセスした場合のキャプチャを例に示したが、リンク層宛て先アドレスはCiscoであり、IP的にはWebサーバ(正確にはプロキシ)を宛先としているが、途中でルータを経由しているのでリンク層では宛先をルータにしている、という説明がしやすかった。

またデータグラムの形式と実際の値を参照しつつ話を進めていくと、IPのヘッダ長は標準で20バイトなのに、5という数字が入っている、なんで?的な疑問も生まれた。IPデータグラムにおける長さは32ビット単位なので、5×4バイトで標準の20バイトになるわけだ。

そんなこんなでIPの3章は終わった。次はARPについてだ。

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無線LANをこよなく愛する虚言者。
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