ゼミ中 〜リンク層

詳解 TCP/IP vol.1を使って、イントロダクションとリンク層について本読みをした。

この本はIPやTCPについては詳しいのだが、リンク層については詳しくない。TCP/IPを理解する上で最低限のことしかリンク層のことを書いていない。TCP/IPの本なので当然だが…

EthernetフレームとPPPプロトコルがどのような形式か、しか教えていない。これだけではリンク層が良く分からないと思うので、補足をしようと考えた。

リンク層の話では、ダムハブを用いた半2重回線の時代、スイッチングハブを用いた全2重回線の時代、そして、無線LANでは半2重の世界が広がっているということを理解したい。

半2重回線の時代では、自分の声が聞こえる範囲があり、相手と自分でどのように折衝して衝突しないように注意をしていたか、という話がメインになる。全2重回線の時代では、そのような問題から開放されたこと、FDBの仕組みがメインになる。無線LANでは、半2重回線と同じ問題を抱えており、そのためにフレームを出す行為そのもののオーバーヘッドが大きいということ、またインフラストラクチャーモードやアドホックモードがどのような仕組みになるのかメインになる。

と、考えていったら、やはり、リンク層はスルーして早いところTCP/IPにたどり着いて、必要ならリンク層に戻る程度の方が話が分かりやすいな、と、考えを改めた。深い話、細かい話は全体の概要が見えてから掘り下げていくほうが理解しやすそうだからだ。

とりあえず今は漠然と分かるように努力しよう。次はIP(ネットワーク層、第3章)についてだ。

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無線LANをこよなく愛する虚言者。
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