802.11nドラフト2.0承認

IEEE 802.11n部会、ドラフト規格のバージョン2.0を承認──標準化へ一歩前進 : ネットワーキング – Computerworld.jpにて、802.11nのドラフト2.0だか1.10だかよく分からないがドラフト仕様が可決されたようだ(1.10よりも2.0にしたのは2.0流行に便乗?)。

過去にドラフト1.0時点で12,000件のコメント(苦情?)が寄せられたと米Airgoに聞く、Airgo True MIMOと「IEEE 802.11n」標準化における現状による情報があるが、2.0ではどのくらいのコメントが寄せられるだろうか。

また、さらにIEEE802の標準化を勝ち抜く術 – 日経エレクトロニクス – Tech-On!にて日経エレクトロニクス2007年1月15日号 – Tech-On!の802委員会特集に続いて記事が投稿されている。本編では802委員会とは「妥協」の文化と中の人が話していたのが印象的だったが、本記事では「敵をつくらないこと」としている。結局どちらも同じことを示しているという印象を受けた。

日本は談合の文化なのに関わらず、こういった標準化が苦手なので(?)学ぶべきところは多い。

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無線LANをこよなく愛する虚言者。
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