pingの代わり

TCPは通信をはじめる際にSYNフラグの立つセグメントを送信する。

もし相手端末のTCPサービスが起動していればSYN+ACKを返信することでコネクションを開くのだが、もし相手端末のTCPサービスが起動していなければどうするのか。つまりポートが開いていない場合もカーネルにはセグメントが届いており、RSTフラグのたったセグメントでコネクションがリセットされる。

このため、TCPを利用して相手のカーネルが生存しているかどうか確認することも可能である。よってpingの返信を解除していてもTCPで通信を開始しようとすれば分かる。

ちなみにUDPの場合は、どんな動作がされるのか。その場合はICMPでポート不到達エラーが出される。

noch について

無線LANをこよなく愛する虚言者。
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