総務省関連の無線LANニュース

今日、無線LANのニーズについて議論をしたが、国の無線LAN利用の方向性をまず資料にあげておくべきかと思った。そこでPCに入っている総務省関連の無線LANニュースを列挙してみた。

中にはリンク切れを起こし始めているものもあったのでいい記事があったら
スクラップしておくといいかも。

高速無線LAN技術等を活用した観光情報支援システムに関する調査検討会第一回会合概要
「高速無線LAN技術等を活用した観光情報支援システムに関する調査検討会」第2回会合を開催
広域無線LANの実証試験フィールドの公募について
メッシュ型無線LAN 赤磐で実証実験 今秋から総務省 – 山陽新聞ニュース
無線LANに電波利用料を課す? パブコメで危惧相次ぐも総務省は否定:ITpro
報道資料:「商業区域における高速無線LANの有効利用に関する調査検討会」を開催
総務省、無線LANを高速化するために電波法を改正:ITpro
livedoor ニュース – ワイヤレスブロードバンド全国セミナ2007開く=6月6日・主催総務省
四国総合通信局:平成19年報道資料/四国地方におけるデジタル・ディバイド対策のための無線LANの活用に関する検討結果≪メッシュ型無線LANの活用方策等について報告書が取りまとまる≫

なんとなーく、国の無線LAN採用は焦点がずれているよーな気がする。自分の答えとしては、ITリテラシーの低い人にこそ無線LANはニーズがある、と考えている。無線LAN利用者のセキュリティ意識が野良APによって低いことが証明されているのだから。複雑な知識なしに中小規模のネットワークを簡単に構築できる。なんか営業にいけそうな気がしてきた。

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無線LAN内蔵SDメモリーカードが商品化

世界初の無線LAN内蔵SDメモリーカードが商品化,各種の写真共有サービスにも対応:ITproが登場した。

SDカードメモリに保存された内容が無線LANを通じてPCに保存される。

アセロス、低消費電力化を図ったモバイル向け無線LANソリューションの新チップを使っている模様。

このような連携は非常に面白いので、もっとやってほしい。

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BuffaloとDD-WRTがパートナーに

スラッシュドット ジャパン | バッファローAPのファームがDD-WRTになるか

な、なんだってー

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日立の考える次世代テレビ

【続報】表示とチューナの分離を「次世代テレビのあるべき姿」とする日立,PDPテレビの薄型化も進める – デジタル家電 – Tech-On!

 こうした上で今後,表示部はより薄くするなど,自由なレイアウトを可能する開発を進めるとした。一方,チューナ部は機能を増やしながら「自己主張しない」方向に開発を進めるという。将来像として,同社は「一家に1台のチューナ部が存在し,表示部が各部屋に置かれている。それぞれの表示部に対して,1台のチューナ部からワイヤレス接続する」という姿を示した。

げげげのげ

 今回発売した液晶テレビについては,ワイヤレス接続はオプションになっている。しかし,2009年には,ワイヤレス接続を標準搭載にする考えである。

開発のベクトルとして「美しさの追求」と「機能性・省スペース」がある。既に顧客が美しさが十分だと思っているのなら機能性の向上をするしかない。よって、より使いやすいテレビを考えた、というシナリオだろうか。

確かにチューナーを1台にして各テレビぶ伝送するには802.11n技術があればできると思う。B-CASカードの問題を度外視して理想を描いたのは評価できる。これこそ日立だからできる道だ。

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下衆の勘繰り

2.5GHzの既存キャリアの応募制限についてだが、あれはKDDI対策のように見えてならない。

(僕が知る限り)昔からWiMAXをしっかりやってきたのはKDDI。で、KDDIはWiMAXフォーラムでもチェアマンを持っていた(はず)。よってWiMAXを技術的に運用できるのはKDDI。

ただ既存の3Gの絡みもあって、データ通信の価格を下げることができるか?イーモバイルやソフトバンクのような市場にショックを与えるような展開を行えるかどうか?の点で多方面から懸念があったはず(パブリックコメントからも)。

そこで完全排除と見せかけて株主制限をかけた合弁会社を認めされることによって、別株主に尻を叩かせる。そうすることで、MVNOとして上手くやっていけるのではないか。

というシナリオを勘繰ってみた。

既存の3Gキャリア1社に任せてもサービス化まではできるが結局、飼い殺しになりかねない、というシナリオが総務省が一番懸念した点だと考えている。だからといってIPモバイルの教訓を忘れたわけじゃない。そこでMVNOとなる形を自然に(不自然に)作ろうとしたのではないか。

と、僕は勘繰っている。

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WiMAX、IMT-2000になる

ITUがWiMAXをIMT-2000とする勧告を採択したというニュースがあちらこちらから出てきてマス。

つまりWiMAXも3Gの仲間入りということ。以前のように3G vs WiMAXということができなくなった。

最近の構図としては、EvDo vs W-CDMA(HSDPA) vs WiMAXの3G内抗争ということになる。

日本の2.5GHzの1つとしてWiMAXが入る。総務省のお達しにより、既存3Gキャリアには30%制限がかかっているため、複数の企業で応募している。そのため、MVNOがWiMAXで見られるはず。

何処の業者が免許を取ろうとも、IPモバイル(現在は香港のキャリアと交渉中のようだが)のように使わないということにならないでほしい。

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FONの英BTと提携しPlusを出し福岡天神

無線LAN共有コミュニティのFON、英BTと提携へ | ネット | マイコミジャーナル
英国最大手BTと提携。ちなみにBTさんは色々やっていて好きな部類。

日本ではいまだに「使えない」FONの公式アンテナ – OhmyNews:オーマイニュース “市民みんなが記者だ”
La Fonera Plusは、3800円らしい。

福岡天神に数百台のFONで街をカバーする無線LANネットを構築しサービス開発へ,Rubyビジネス・コモンズ:ITpro
ビジネスメソッドとインフラの融合。こういう話は面白い。

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アイピーモバイルはどうすんのよ

【続報】株式買い取りは杉村会長の個人判断,アイピーモバイルは同氏に辞任を要求:ITpro

 アイピーモバイルは,森トラストが杉村五男・同社取締役会長への株式譲渡契約を結んだ件について(関連記事),契約は杉村会長の個人的な判断であったことを明らかにした。これは,9月20日昼に竹内一斉代表取締役社長と杉村会長が電話で会談して判明したという。さらに竹内社長は杉村会長に対し,経営を混乱させた責任を取って取締役会長を辞任することを要求した。

アイピーモバイルは素直に免許返上した方が…

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SONYも無線でHDを飛ばす

HD画質で飛ばせるロケフリHome HD – Engadget Japanese

こっちは正統派のMPEG-4 AVCと無線LAN。

最近、「無線LANでHD」を平気にやろうとしている人が多いが、ちゃんと使えているのだろうか・・・

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WiMAX免許、ドコモ、KDDI落選のシナリオ

WiMAX免許、ドコモ、KDDI落選のシナリオ − @ITという記事が出ている。

 落としどころとしてあり得るのは、2.5GHz帯の再々編によるバンド幅の追加だ。

 今回割り当てが予定されている2.5GHz帯の両脇は、現在、衛星通信で利用されている。周波数の低いほうは「ワイドスター」というものでNTT ドコモが提供している。契約数は2万2000程度。自治体や企業のバックアップ目的に使われるものだが、この免許の有効期間は2007年10月27日までだ。また、周波数の高い側には衛星テレビの1種「モバHO!」がある。契約数は非公開だが、受信に専用カードが必要で視聴は有料、コンテンツのラインアップも特に広くない。視聴者数は微々たるものではないかというのが業界関係者の推測だ。モバHO!の免許の有効期間は2008年10月31日まで。
 落としどころとしてあり得るのは、2.5GHz帯の再々編によるバンド幅の追加だ。

 今回割り当てが予定されている2.5GHz帯の両脇は、現在、衛星通信で利用されている。周波数の低いほうは「ワイドスター」というものでNTT ドコモが提供している。契約数は2万2000程度。自治体や企業のバックアップ目的に使われるものだが、この免許の有効期間は2007年10月27日までだ。また、周波数の高い側には衛星テレビの1種「モバHO!」がある。契約数は非公開だが、受信に専用カードが必要で視聴は有料、コンテンツのラインアップも特に広くない。視聴者数は微々たるものではないかというのが業界関係者の推測だ。モバHO!の免許の有効期間は2008年10月31日まで。

この2つの帯域が開放される可能性は確かに考えておいたほうがいいかもしれない。しかし、この2つまでもWiMaxなどに投資したほうが国益にかなうのかどうかは難しい判断だと思う。過当競争になれば、いくつかのキャリアは撤退を考えなければならない。それでも利用者にとっては利益になるのだから、やはり、開放するべきだろうか。

ウィルコムが1枠とっているという話が先行しているが、どうだろうか。コアの帯域が足りているのかどうかは疑問だ。

本記事ではソフトバンクとイーアクセスが近いとされているが、僕はアッカネットワークに期待している。

イーアクセスは既にイーモバイルで3G網でデータ通信を実現させているので、新しいサービスを早期投入してくるとは考え辛い。新サービスの芽潰しのように見える。

それに対してアッカネットワークスの場合はアクセスラインは持っているが、モバイルを持っていないという危機的状況であるが、コアはしっかり持っていると思うので資質はあるはずだ。

逆にそれ以外の業者には期待ができない。WiMax以外の無線サービスを既に持っている、コアが貧弱という理由があるからだ。

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