ネットワークにおける帯域幅という概念

ネットワークの論文を読んでいると、「スループット」や「グッドプット」という言葉が出てくるが、この言葉の意味について深く考えたことはあるだろうか。

この言葉の意味について、ロキ・ジョーゲンソン博士がTechTargetジャパン:「帯域幅」という用語は正しくないという記事を投稿している。

 それでも次のように尋ねる人は多い――「帯域幅はどうやって測定すればいいのか?」、あるいは「(トラフィックを差し引いた)利用可能な帯域幅はどう測定するのか?」、「自社のネットワークのパイプの太さはどのくらいか?」と。こういった質問に対する短い答えは、「あなたが“帯域幅”という言葉で何を意味しているのか、そして何を求めているかによって異なる」ということだ。そして答えは……かなり長い説明になる。

と、帯域幅は求める人によって答えが異なることを示唆し、そこで終わらずさらにケースバイケースによってどんな帯域幅が存在するのかまで言及している。

たとえば、TCPのようなプロトコルを考える場合には、エンドツーエンドの項が参考になる。

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無線LANをこよなく愛する虚言者。
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