madwifiで11nキター

news/20070328/experimental-support-for-ar5008-802-11n – MadWifi – Trac

We have added a new branch (branches/madwifi-hal-0.9.30.10) that introduces experimental support for the 802.11n chipset family AR5008. That’s the chipset family used in recent models of the Apple MacBook Pro, for example.

The new HAL is not ready for production use yet, which is the reason for keeping it in a separate branch. Nevertheless interested parties should try and report back about the results. Obvious bugs should be reported back by filing a new ticket that has version set appropriately. General feedback on that branch should be directed to the madwifi-devel mailing list instead.

「madwifiのhal v0.9.30.10で802.11nチップセットファミリーでMacBook Proなどで利用されているAR5008への試験的サポートを導入する新しい枝を追加」な感じ。

とりあえずmadwifiのAtherosチームが11nに対応する気があるということが分かったことが大きい。

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「電力線通信に満足」、80%以上のユーザーが高評価

「電力線通信に満足」、80%以上のユーザーが高評価:ITproによると、

 ケイ・オプティコムは2007年3月28日、同社インターネット接続会員を対象に同年1〜3月に実施した電力線通信(PLC)アダプターのモニター提供について、利用者からのアンケート結果を公表した。それによると、PLCに対する満足度は「大変満足している」が20%、「満足している」が61%。おおむね好評だったことが分かった。

だったそうで、なにより。

 ケイ・オプティコムは、PLCアダプターをテーブルタップでなく壁のコンセントに直接挿すことや、ノイズ源となるACアダプターなどの機器はノイズ除去フィルター内蔵のテーブルタップに挿すことなどをユーザーに周知したうえで、機器を貸し出した。実際、モニターの81%が「PLCアダプターを壁コンセントに直接つないだ」と回答。「分岐コンセントにつないだ」は10%、「テーブルタップで延長してつないだ」は8%だった。

と、ちゃんと使い方をレクチャーしたようで。無線LANよりも親切ですな。

てか、PLCでいいんじゃね、と思う。

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旅客機内でのゲーム機の無線通信使用が今夏より禁止に

スラッシュドット ジャパン | 旅客機内でのゲーム機の無線通信使用が今夏より禁止に

どうやら電子機器が発する電波による誤動作が理由らしく、国土交通省が今日発表した 航空機内における安全阻害行為等に関する有識者懇談会の報告PDFには、衝突防止装置の回避指示(RA)が発生、自動操縦で上昇中に急に25度バンク(傾斜)、ホールディング中に約400フィート高度逸脱、オートパイロットで進入中にコース表示が突然大きくぶれて元に戻らず、無線機がノイズで交信不能、降下中に送信機が機能不能といった事例において、電子機器からの電磁干渉が原因と疑われている。

だそうな。ゲーム機の対象を「ニンテンドーDSやPSP等」としているので、ほぼ無線LANのアドホックモード機能が原因と考えていいのだろう。

しかし、「衝突防止装置の回避指示(RA)が発生、自動操縦で上昇中に急に25度バンク(傾斜)、ホールディング中に約400フィート高度逸脱、オートパイロットで進入中にコース表示が突然大きくぶれて元に戻らず、無線機がノイズで交信不能、降下中に送信機が機能不能」は危険というか、その帯域使うなよ、というか意図的にジャミングかけられたらどーすんだ!?みたいな気持ちもあり。

ホントに無線LANの影響なんでしょーか。もしホントウなら無線LANだけで飛行機落とせそうな気がするんですが…

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madwifiのブロードキャストのビットレートは1Mbps固定?(3)

ブロげ » madwifiのブロードキャストのビットレートは1Mbps固定?(2)で示した方法で成功。etherealでも54Mbpsのビットレートが出ていることが確認できた。

で、実際にユニキャストとブロードキャストのRTP映像伝送(25Mbps)をieee802.11gの環境下で実験すると、最終的に保存できた映像データとしてユニキャストで伝送できた映像データサイズの5%ほどがブロードキャストで欠落していることが分かった。

保存された映像をまだ見ていないが、差が出ていることは歴然であろう。このネタで中間発表を乗り切ろう。

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madwifiのブロードキャストのビットレートは1Mbps固定?(2)

madwifi(v0.9.2.1)のソースコードを見ると

net80211/ieee80211_var.hにて、

int iv_mcast_rate; /* Multicast rate (Kbps) */

と定義されており、grepして確認すると、
net/ieee802.11.cに、

/* Default Multicast traffic to lowest rate of 1000 Kbps*/
vap->iv_mcast_rate = 1000;

となっており、最低1Mbpsがデフォルトになっていることを確認した。

さらに、net80211/ieee80211_wireless.cも見ると、

case IEEE80211_PARAM_MCAST_RATE:
/* units are in KILObits per second */
if (value >= 256 && value < = 54000) vap->iv_mcast_rate = value;
else
retv = EINVAL;
break;

となっており、どうやらvalueの値に依存するらしいことに気づく。

で、結果として

$ sudo iwpriv ath0 get_mcast_rate
ath0 get_mcast_rate:1000

で、そういうことなのねと気づく。

最終的には、

$ sudo iwpriv ath0 mcast_rate 54000
$ sudo iwpriv ath0 get_mcast_rate
ath0 get_mcast_rate:54000

で、大丈夫か。

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madwifi 0.9.3リリース

2007年3月19日、madwifi 0.9.3がリリースされた模様。
主な変更点は以下のとおり。

  • 新しいHAL(v0.9.18.0)への移行
  • 最大2.6.20までのカーネルバージョンのコンパイルを保証
  • 2.4.22までの後方互換性を保証、2.4.21とそれ以前はdrop
  • fast frameやturbo mode等の機能をサポートしないコンパイルが可能

等々。

アナウンスによると、Athresでは”XSPAN”と呼ばれる802.11nデバイスには対応しないとされている。

Releases/0.9.3 – MadWifi – Trac

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madwifiのブロードキャストのビットレートは1Mbps固定?

802.11のブロードキャスト再送を行わないので損失率が高いという証拠を作るべく、madwifiを使ってブロードキャストを出してフレームを補足するという作業を行った。

当初は実際に映像を流してどのくらい劣化するかを確かめたのだが、ブロードキャスト送信したRTPによる映像データはユニキャスト送信したものに比べ、99%以上損失しているという結果が出た。異常だ。

おかしいと思い、etherealで補足したフレームを確認するとビットレートが1Mbpsにしかなっていない。madwifiのブロードキャストは1Mbps固定なのだろうか。ソースコードを見る必要がありそうだ。

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電子レンジが憎い

深夜1時ごろから7時くらいまで無線LANを使って映像を見ていたのだが、6時ごろでかなり電波状況が悪くなった。原因はおそらく電子レンジだろう。

正直、電子レンジ対策を考えないと映像では使いにくい。だからこそ5GHzで考えるべきとバッファローは考えているのかもしれないが。これは802.11nで解決されるものだろうか。

無線LANによる映像伝送という研究観点から見れば、2.4GHzは致命的であるという答えを出さざる得ない結果だと思う。5GHzと電子レンジの相性を考えていくべきだと感じた。

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5GHz帯が使える802.11n製品

Draft IEEE802.11n対応 IEEE802.11a&11g/11b 無線LAN BroadBandルータ 1000BASE-T対応モデル カードセットタイプ | WZR-AMPG144NH/P

5Ghz帯802.11n製品が既に登場していることを友人に言われて驚いた。なんか、全然、話題にすらなっていないような…。今までの802.11nは2.4GHz帯しか出てないんで、相当、画期的なハズ。比べてみたいが、どうなんだろうか。

ちなみにバッファローとしては2.4GHzをPC等の利用に、5GHzはAVメディアの伝送に利用したい向きがあるようで。

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IEEE の作業部会、『802.11n』規格の第2草案を承認

Japan.internet.com 携帯・ワイヤレス – IEEE の作業部会、『802.11n』規格の第2草案を承認にて、IEEE 802.11nの第2草案を承認したと伝えられている。

すでに802.11nドラフトの製品が市場に出回っている状況を考えると、一歩前進か。ここまで出回っていると、802.11n標準に何の意味があるんだ?という気になってくる。それでも相互接続性は大事だ。実際に相互接続性を保障するのはWiFiアライアンスになるが、その元になるのは標準仕様だ。ちなみに、WiFiアライアンスでは2007年前半にも802.11nの認定プログラムを始めるらしい(Wi-Fiアライアンス、IEEE 802.11n標準最終版公開前において)。

実は、ドラフト2.0には大きな意味がある。【短期連載】802.11nのいま Vol.4――ここが問題だよ、802.11nにあるが、

ロルフ氏は、「ドラフトの仕様がある程度固まってくると、ハードウェアを変えずに、ファームウェアやソフトウェアの変更で正式な802.11n準拠の機器と通信できるようになるチップを出せるようになる」と前置きし、「しかし、仮にドラフト2.0がIEEEを通ったあとに、ドラフト1.0のチップのファームウェアを2.0にアップグレードするのは難しい。チップ自体を変えるしかない」と時期尚早ということを強調した。

ということがある。もちろん、この判断に対しても

この点についても企業間で見解が分かれるようで、2月に開かれたアセロスの記者発表会では、米国本社の社長兼代表経営責任者のクレイグ・バラット(Dr. Craig H. Barratt)氏が「11nのドラフト仕様が正式仕様になる際にも互換性を確保できる」「仮に正式版に修正が加わったとしても、開発には柔軟性を持たせており、ドライバーソフトやファームウェアなどの変更で対応可能である」という観測を示している。

ということがある。アセロスの802.11nプロダクトの登場は他社に比べて遅れたが、それはチップの設計をドラフト2.0やそれ以降に対応できるように行ったのではないかという憶測がある。

ともかく、ドラフト2.0の承認は、802.11nにとって大きな前進だ。今後のドラフト2.0対応チップが楽しみだ。

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